みなさんは、アニマルセラピー って言葉を聞いたことがありますか?

最近は日本の『癒しブーム』に乗って、何かと話題に取り上げられています。

近年のぺットに対する飼い方、愛情の変化によって出てきた言葉でもありますが、アニマルセラピー とは、元々『アニマル・アシステッド・セラピー』といい、日本語で『動物介在療法』と訳されます。

名前の通り動物をとおして行う治療のことで、人の心身に様々な効果があらわれるというものです。

イヌやネコなど動物に接していると、「心がなごむ」「気持ちが落ち着く」などの経験をされた方も多いと思いますが、そういう自然な気持ちを高めることで、治療が難しいとされている様々な病気の回復に役立つとされ、日本では主に精神的な効果に注目が集まっています。

「目の不自由な方が盲導犬と暮らすことによってQOLの向上」といった具体的な治療介入の報告から、「イヌを飼うことによって命の大切さを学ぶ」「ホエールウォッチングをして清々しい気持ちになる」など幅広いものです。

アニマルセラピーに対する理解や歴史はまだまだ浅く、諸外国に比べると断然遅れています。その背景には、「奇跡」とも呼べる効果に関する科学的な解明が、ほとんど為されてないからではないでしょうか?

ここでは、そんな未知の分野でもある、「アニマルセラピー」について考えていきたいと思います。

動物とのふれあいには人間の心を癒すふしぎな効果があります。最近はその点に着目した「アニマルセラピー」も行われるようになってきました。セラピーに使われる動物は馬やイルカなどさまざま。なかでも最も多く使われているのが犬です。なぜなら、犬は何万年も前から人間と暮らしてきたため生活パターンが私たちに近いうえ、もともと狩猟など人間の仕事を手伝うための動物なので、「人間の命令を待つ」という忠実な性質を備えているからです。

セラピーの一つとしてよく行われているのが、老人ホームなどの訪問。現在セラピー犬を務めているのはボランティアの家庭犬がほとんどですが、新たに活躍が期待されている犬がいます。それは現役を引退した盲導犬。訓練を受け、我慢強く、人間が大好きな彼らは、まさにセラピー犬に最適です。また、セラピーは人間だけが癒される場とは限りません。たとえば、犬がお年寄りの相手をし、お年寄りも犬の散歩やシャンプーを行う。そうすることで互いに癒され、人間と犬が共生関係を築けるようなセラピーの研究も進められています。

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