犬のきもち・猫のきもち・ペットのきもち
ペットと聞いてあなたは何を思いうかべますか。
一緒に暮らしている家族のような存在の場合、「ペット」ではなく、「パートナー」と表す人が多いようです。
一緒に生活している「パートナー」。
「ペット」よりもより親密な響きに感じますよね。
数々のブームが巻き起こり、去っていく中、ペットブームだけが、 今もなお続いている理由を、あなたはご存知ですか?
「可愛いから?」
いいえ、そうではありません。
ペットブームが今もなお続いているのは、 彼らと共に暮らす毎日の日々の中で、彼ら自身が、私達に数えきれないほどの “喜び”や“幸せ”を与えてくれるからです。
そして、彼らのくれるたくさんの“幸せ”が、 どれほど素晴らしいものなのかを知っている人たちが存在し、 彼らのくれる“幸せ”を必要としている人たちが存在しているからこそ、 ペットブームは今もなお、続いているんです。
来のペットの定義は「愛玩動物」でした。でも、今はもうその枠を超えて「コンパニオンアニマル」として認知されています。
コンパニオンアニマル…日本語に直訳すると「伴侶動物」で、友達、仲間、話し相手などを意味します。
犬や猫のしつけ、育て方は子供を育てるのと全く同じです。褒めてしつけるのは基本です。
体罰で育てられた子供の心がゆがむ様に、叩かれて育ったペットたちは同じように心がゆがみ傷つきます。
人間への不信感だけを抱いて成長すると、共に暮らす生活が成り立ちません。全く子供と同じです。
心身ともに健康な明るい子に育てていただくことを切に願います。
子犬や子猫はあなたの子供の頃と同じです。親兄弟から離れ、不安で寂しくておびえる事もあるのです。
「うるさい」なんて言わないで。不安で怖くて仕方ないのです。「大丈夫だよ」って抱いてあげてください。
今日から家族の一員です。わが子同様、心から愛してください。家族が増えるのはそれだけで幸せなこと。
愛するものが増えるのは、人の心を豊かにし、優しい気持ちにしてくれます。
私自信、ペットとして動物を飼ったことはありません。
が、友人がずっと長い間犬を飼っていました。
もうペットではなく、パートナーとなっていました。
一緒にいたずらし、一緒に怒られ、一緒に寝て、一緒に成長していきました。
もう兄弟のような存在でしたね。
世の中のペットたちがみんな同じように、「パートナー」として育てられますように。